アトピーのスキンケア
アトピーのスキンケア
アトピー性皮膚炎の皮膚はとても敏感です。アトピーの皮膚の最大の特徴は乾燥肌で、そのため外部からの刺激を受けやすいのです。
日頃からのスキンケアを十分に気を付けましょう。
身の回りの「ダニ」「ホコリ(ハウスダスト)」は最も一般的な刺激物質(アレルゲン)です。これらが、乾燥して細かく傷ついた皮膚から侵入します。そのためアトピーは別名「バリアー病」とも呼ばれています。
これらのアレルゲンから身を守るには、何と言っても、これらが皮膚に付かないように工夫するしかありません。
<生活上の注意>
● あまり「掻くな、掻くな」と責め立てない事。ただ、爪は常に短く切っておきましょう。
● 夏場は汗をかき易く、汗の刺激で湿疹が悪化するのでこまめに濡れタオルなどで拭いてあげましょう。朝シャワーが効果的な場合もあります。
● 夏、泳ぐ時は、10時から2時くらいの日差しの強い時間帯を避けましょう。紫外線カットクリームを塗って泳ぐのも良い方法ですが、かぶれる事もありますので、要注意です。
● 虫刺されは湿疹を悪化させ易いので、虫の多い所に出る時は、真夏でも長袖・長ズボンを着用。家では蚊とりマットなどで蚊の駆除を徹底をしましょう。
● ウールや化繊製品は出来るだけ避けて、綿のものを着用して下さい。特に首や手首に毛糸の繊維が触れないように注意しましょう。
● 冬場は空気が乾燥するので、加湿器を使うのも良い方法です。
● 風呂では石鹸類は手の上で泡立てて使用する。出来るだけタオルを使わない事。皮膚の保湿作用を損ねます。保湿効果のある入浴剤を使うのも良いでしょう。入浴後は薬をぬり、その後オリーブ油などの保湿剤を塗っておくと効果的です。
● 湿疹がひどいとき、包帯でぐるぐる巻きにしてしまうお母さんがありますが、これは逆効果なのでやめましょう。
<掃除についての注意>
● カーペットや厚手のカーテン類は、ホコリやダニの温床となり易いので、出来るだけ撤去して下さい。
● 冬でも部屋の風通しを良くし、ホコリが溜まらないようにこまめに掃除をして下さい。このとき、出来れば掃除機の排気口を部屋の外に置きましょう。ホコリが立ちそうな場所は水拭きした方が良いでしょう。
<寝具や衣服についての注意>
ダニはフケや垢を食べて生きています。そのためシーツや枕カバーに無数に生息しています。もちろん衣服にも生息します。
● 布団類は天日で干した後、掃除機などで表面のホコリなどを吸い取っておきましょう。
● 枕カバーはこまめに交換しましょう。
● 「ミクロガード」などのダニを通過させないシーツや枕カバーを使用するのも一つの手段です。
● 下着はもちろん、上着の水洗いを頻繁に行う。洗剤を使うときには、洗剤が残らないように注意しましょう。
(以上は当院でお渡ししている小冊子の一部です。)

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