通信




Link established
Communicator-Pin sound

艦内通信は、中央コンピューターを経由して接続される。送信者が相手の名を告げるとそれが認知され、コンピューターは相手のコミニュケーターピン(左胸のバッジ)又は近くのスピーカーから呼び出す。そのため、会話の最初の部分は接続のために少し遅れがでる。
例:『ピカードより副長へ』(1、2秒接続待ち)『ライカーです』.....(ここからは同時通話)

船内や宇宙基地内など、コンピューターのモニター下にいる時は必ずしも胸のピンを使う必要は無いが、惑星探査などでモニター外にある場合はピンを使って通信する。特に相手を特定しない場合は、最後にいた船のブリッジ宛に送信される。

長距離通信、たとえば船舶間や宇宙基地との間で(何光年も離れていても)すばやく通信が出来るのは、音声や画像を亜空間経由でやり取りしているからである。物質を送るわけではないので、最大級のワープ速度を出せる。ピンでさえも亜空間通信機であり、通常の電波はあまり使われないようだ。

亜空間通信の速度は遠距離通信のボトルネックになっている。理想状態での亜空間通信の速度はWarp 9.9997(光速の約198,696倍)である。いかなる宇宙船よりも少なくとも60倍以上の速度である。しかしいかに指向性の高いシグナルを送信しても亜空間通信波は次第に崩壊し、ついには通常空間に”浮上”して通常の電波になってしまうのである。その時多くの情報が欠落してしまうので、情報が亜空間にある間に中継しなければならない。最大到達距離は22.65光年なので、20光年毎に無人または(少人数の)有人の通信中継基地が置かれて通信網を形成している ("Aquiel" [TNG])。-- TNG Tech Manual



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